Webライターの始め方。転職か副業か、あなたに合った始め方を診断します!
- 2022.12.19
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- WEBライター
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いま憧れの職業の 1 つとして注目されている「Web ライター」。
どうすればなれるのか、仕事内容や収入はどのくらいか、副業診断やおすすめの講座など、気になる「Web ライター」について徹底解説いたします︕
CONTENTS
Web ライターの仕事内容をわかりやすく解説︕
Web ライター とは
Web ライターとは文字通り、Web(インターネット)上の文章を書く人のことをいいます。
一昔前までは「ライター(writer)」といえば、新聞や雑誌などの記者を指すことが多く、紙媒体を中心としていました。
現在では、インターネットや SNS の普及により、紙の媒体よりも Web 上の集客を意識した文章の需要が高くなり、Web ライターが注目されるようになりました。
Web ライターの仕事内容
企業の Web サイトや SNS などの記事作成が主な仕事内容になります。
企業サイトのコピー文をはじめ、コラムやメールマガジン、Facebook や Twitter などの記事、EC サイトの商品の説明文など、さまざまな文章を作成します。
あらゆるジャンルの多種多様な文章を執筆する仕事ですが、自分の得意分野だけを担当するライターもいれば、あえていろいろなジャンルを幅広く執筆するライターもいます。
また、Webだからといって、必ずしも常に PC の前に張り付いているだけということでもありません。
内容によっては、外に出て人や店舗、イベントなどを取材することもあります。
Web ライターに向いている人
基本的に文章を書くことが嫌いでなければ、専門性がなくても未経験であってもできる仕事ですが、好奇心旺盛で、自分が興味あるものを人にすすめるのが好きな人にはとても向いている職業です。
Web ライターの始め方
Web ライター3つの働き方
Web ライターには次の3つの働き方があります。
それぞれにメリット・デメリットがありますので、自分に合った働き方を選びましょう。
①制作会社などに就職⇒会社員
【メリット】Web 制作会社などにライターとして就職し会社員となれば、固定給で生活は安定します。ボーナスや社保も完備ならば、なお安定して⻑期的に継続することができるでしょう。新卒や第二新卒入社なら、一から丁寧にスキルやノウハウを教えてもらうこともできるでしょう。
【デメリット】フリーランスよりも拘束時間は多くなりますし、基本的に仕事内容を選んだりはできないので自由度は少ないといえるでしょう。また中途採用に求めるのは即戦力なので、未経験者は採用が厳しいでしょう。
②専業の Web ライターとして独立⇒フリーランス(個人)
【メリット】自分の裁量で仕事を選べるので、好きな時に好きな場所で、好きな仕事だけを行うことが可能です。時間が自由に使えるので、趣味はもちろん、子育てや介護をしながらでも仕事ができます。
【デメリット】コンスタントに仕事が入ればいいのですが、たくさん仕事があったりなかったりして収入が安定しないことが最大のデメリットです。
【メリット】本来の仕事とは別に、スキマ時間で Web ライターの仕事をする、いわゆる副業として行う方法。安定した固定収入にプラスして小遣い稼ぎになりますし、仕事なのにいい意味での気分転換にもなって充実します。
【デメリット】二刀流といえば聞こえはいいですが、時間に追われて忙しくなってしまい、どちらも中途半端になって、いい結果が得られない恐れもあります。
Web ライターの始め方〜3つの STEP
Web ライターを始めるには、次の3つのステップで進めていくのが一般的でおすすめです。
①働き方を決め、PC 環境を準備する
前述で紹介した Web ライターの3つの働き方、企業の社員として働くか、フリーランス、または副業で Web ライターを目指すのかを決めましょう。
どのような形にせよ、Web ライターを目指すのなら、自宅でもフルで活動できるように、PC(Microsoft Office 推奨、最低限 Word、 Excel は使えるようにしておきたい)や Wi-Fi など通信環境をしっかり整えておきましょう。
②求人情報サイトやクラウドソーシングを活用
①で決めたどの働き方でも、王道は求人情報サイトで自分の条件にあった募集を検索、応募することです。
フリーランスの場合はランサーズやクラウドワークスなど、クラウドソーシングに登録して、希望の案件に応募していくというのが基本です。
しかし、ライティングの経験がまったくなく、スキルもない場合は、かなり厳しいことを覚悟しなければなりません。
悪条件でも⻑期にわたって辛抱強く少しずつ経験を積んでステップアップしていくか、事前に知識やスキルを身につけてから行動したほうがむしろ近道になるかもしれません。
③スキルや資格の取得
Web ライターは未経験でも始められますが、やはり経験があり、即戦力となる人に優先的にいい仕事がいきます。
Web ライターの専門講座で必要な知識やスキルを学んだり、資格を取得したり、実際に数回でも仕事を経験するなどしてから、②の求人サイトやクラウドソーシングを利用したほうが良い結果を得られるでしょう。
講座については後述しています(おすすめの厳選 3 講座)のでご参考ください。
ズバリ、Web ライターの収入の相場は︖
年収について
ほとんどの職業がそうだと思いますが、Web ライターの年収は人によって違います。
また、広告や制作会社などの会社員なのか、独立したフリーランスなのか、または副業で行うのかによっても、その収入は大きく変わってきます。
会社勤務なら固定給で毎月安定した給与となりますが、フリーランスの場合、相場は 1 文字 1円〜15 円くらいが一般的で、月に 10 万円〜40 万円くらい、年収 150 万円〜500 万円くらいと思っていいでしょう。
もちろん、初心者など最初は 1 文字 0.1 円〜1 円くらいからスタートすることも多く、それだけで生活するのは厳しいと思われますし、著名な売れっ子ライターともなると、1 本数万〜数十万円にもなり、年収もかなり高額にもなる場合もありますし、スキルや実績によってさまざまです。
また、悪徳な業者もあり、ただむやみに量だけたくさん書かせて、数十円の報酬しかもらえないということもあるので注意が必要です。仕事をもらうときには、きちんとした信頼できるところから請け負うようにしましょう。
Web ライターを副業で始める
Web ライターは副業で始めやすい︖
Web ライターがいま大注目されている理由の1つが、「副業で始めやすい」ことにあります。
働き方改革が問われているいま、大企業でも時短や副業を認めるようになってきました。
また、コロナ禍もあり、在宅でリモートワークできることも副業しやすい要因です。
休日や夜間など、スキマ時間にちょっとした小遣い稼ぎとして働くには打ってつけだといえるでしょう。
基本的に文章を書くことが嫌いでなければ、Web ライターは未経験でも始めることはできます。
初心者の最初のとっかかりとしては副業で始め、いずれ独立して本業とするのもありです。
まずは副業で始めてみることをおすすします。
Web ライターを副業で始めるには︖
下記のチャート表であなたに合った副業の始め方をチェックしてみましょう。
【結論】
A. 副業はできません
正規雇用であろうと非正規雇用であろうと、現在就業している会社が副業を認めていないのを了承している(契約に同意している)のであれば、当たり前のことですが副業はできません。
自分では悪気なく副業して後で発覚した場合、法的な措置(賠償請求等)を取られる可能性もありますから、きちんと確認しておきましょう。
その場合は Web ライターになるのを諦めるか、転職するしかありません。
求人情報サイトなどで「Web ライター募集」に応募してみましょう。
なかには未経験でも OK というところもありますし、働き方や条件もさまざまだったりします。
時間はかかるかもしれませんが、自分の条件に合うところを見つけましょう。
ただし、あまりに条件の悪いところや、不審に思うところは避けたほうがいいでしょう。
C. 講座受講や資格を取得しよう
Web ライターは比較的未経験でも誰でも始められる職業ではありますが、実際にすぐにいい仕事が見つかるかといえば、かなり厳しいでしょう。
未経験者はもちろん、Web ライターの経験があまりない方は、先に必要なスキルを学んだり資格を取得したりしておくほうが、より良い条件で採用されやすくなります。
資格取得後に仕事経験を積める講座もありますから、できれば少しでも経験しておくことに越したことはありません。
プロが選ぶ、おすすめの Web ライター養成講座3選︕
正社員にせよ、フリーランス、副業で Web ライターになるにせよ、やはりある程度の知識やスキル、経験・実績等があったほうが圧倒的有利に働きます。
事前に知識やスキルを学んだり資格を取得したりしておくことが、王道でもあり近道でもあります。
そこで、現役のプロ Web ライターが厳選して選んだ代表的な3つのタイプの講座を紹介します︕
1.ヒューマンアカデミーたのまな(Web ライティングコース)
<料金> 32,000 円(税込)
<形式> Web 動画
<期間> 2〜6 ヵ月
<回数> 講義なし(テキスト学習)
<URL> https://www.tanomana.com/product/qualification/webwriting.html
教育事業の最大手グループのヒューマンアカデミーが運営しているので、しっかりしたシステムで安心感があります。
本格的な Web ライターを目指すというよりは、お小遣い稼ぎ程度を目指す未経験者向け。
2.宣伝会議 Web ライティング実践講座
<料金> 教室︓86,900 円(税込) オンデマンド︓53,900 円
<形式> 教室またはオンデマンド
<期間> 教室︓2 日間 オンデマンド︓7 日間
<回数> 教室︓6 回 オンデマンド︓3 回
<URL> https://www.tanomana.com/product/qualification/webwriting.html
元々コピーライター養成で有名な宣伝会議の Web ライティングに特化した講座です。
専門性が高く、短期集中で質の高い内容を学びたい人向けで、初心者にはややハードルが高い。
3.JWCA(Web ライター養成プロ講座)
<料金> 95,040 円(税込)(入学金、テキスト代、資格認定試験代込み)
<形式> 教室(秋葉原)またはオンライン
<期間> 3〜8 ヵ月
<回数> 7回
<URL> https://jwca.jp/indivi/pro.php#course-select
前述2講座に比べるとネームバリューはありませんが、内容とコスパがとても良い Web ライターに特化した講座。
現役プロのライターが受講生 1 人ひとりに本格的な実技指導を行うので、未経験でも基礎からしっかりした実力がつきます。
「Web プロライター」の資格取得で、就職相談や仕事を紹介してもらえるのが特徴的。
「ベーシックライター養成1day 講座」(12,000 円税別)もあり、そこから始めるのもおすすめです。